2016年1月22日金曜日

認知症予防講座

 (株)とよみ主催の認知症予防健康講座に参加し、みんなで調理実習を行い、会食しました。
 メニューは、桜えびごはん、鮭のくるみ味噌蒸し焼き、噛み噛みおから、かぼちゃしるこです。桜えびの風味がごはん全体に広がりとても美味しかったです。お汁粉もおいしいですが、かぼちゃを蒸してからつぶし白玉と混ぜ合わせたものもとてもおいしかった。みなさん手際が良くて、予定より早く終わりました。
 高齢協の樫では、昨年12月から小川豊美さんが作成した献立で料理をつくっているそうです。みなさん残さず食べてくれる、おいしいと評判だそうです。
 私も母が6年前脳梗塞で倒れ、食育に関心を持つようになり玄米食にしています。小川さんの食育講座は、とても参考になります。味噌、納豆、漬物など発酵食品をとると腸内環境がよくなる。よく噛むことが脳の活性化によいそうです。午後は、体操やマッサージ、歌を歌いました。みんなで楽しく一緒に料理や運動をすることは介護予防にとても役立ちます。
 山形は高齢化率30%で全国平均より10~15年進んでいるといわれています。地域包括ケアシステムは、市民が主役であると小川さんは説きます。無理な福祉、福祉依存が市民の活力の喪失を招いていることに気がつく時が来ています。
 労働の割に給料が安いなど色々な不満が聞かれます。しかし、福祉施設はサービスを提供する側、利用者及びその家族はサービスの受益者といった一方通行の関係ではなく、元気な高齢者には支えあう側になってもらう様なお互いが支えあう仕組みを地域全体で創ることが真の互恵社会だと思います。なぜ私は鶴岡で生まれたのか。日本で唯一公益学を研究する大学があるまちで暮らしているのか。庄内は総互恵、自立連帯、自己組織化ネットワークによる公益社会を建設していく使命があります。私もそのために至誠を尽くしまちづくりを行っていきたい。
 元気な高齢者がこのような介護予防講座に参加して、居場所づくりができることはとてもよいことです。

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